元会社員。FXで2億7千万円脱税

元会社員。FXで2億7千万円脱税

元会社員がFXで2億7千万円を脱税!

FXなどで稼ぎ、2億7千万円の脱税をした元会社員が逮捕されました。
約7億6千万円の所得隠しをするために、海外にペーパーカンパニーを作り、本格的な脱税をしたようですね。

 

 

FX、また脱税容疑 2億7千万円、元会社員を逮捕

2007年05月09日17時38分 【朝日新聞】

 

 

 外国為替証拠金取引(FX)などの財テクでもうけた約7億6000万円を申告せず、約2億7000万円を脱税したとして、東京地検特捜部は9日午前、東京都豊島区の元会社員、小玉昭彦容疑者(64)を所得税法違反(脱税)容疑で逮捕し、自宅などを捜索した。海外金融機関を通じてFX取引などを行う個人投資家が増加する中で、小玉容疑者は海外のタックスヘイブン(租税回避地)に設立したペーパー会社名義の口座などに運用益を隠していたという。

 

 調べによると、小玉容疑者は、04年にシンガポールの大手銀行に自分名義の口座を開設。同時に租税回避地の英領バージン諸島に設立したペーパー会社名義の口座を開設した。それぞれの口座に、同年に死去した父親から相続した遺産の現金を送金し、銀行の子会社でFXや原油先物取引などをしていた。

 

 05年と04年の2年間で自分名義で約2億7000万円、ペーパー会社名義で約5億円の運用益を得ていたが、申告せずに所得税約2億7000万円を脱税した疑いが持たれている。利益の一部は、未公開株の購入代金などにあてていた。小玉容疑者は調べに「会社名義の利益は自分のものではない」と主張しているという。

 

 FXをめぐっては、今年4月、東京都世田谷区の主婦が約1億4000万円を脱税したとして、特捜部が所得税法違反の罪で在宅起訴。多額の利益を得ながら税務申告をしないケースが増えていることが表面化している。

 

FXに関する脱税で摘発されやすいのは、個人トレーダーが知ってか知らずか確定申告をしなかったケースが最も多いのですが、この事件においては正に「プロの脱税」と言っても良いでしょう。

 

日本国内でFXトレードをして利益を出した場合、必ず確定申告をする必要があります。
しかし、このケースのようにタックスヘイブンと呼ばれる地域にペーパーカンパニーを設立して、その会社名義でFX口座を開設してトレードするのは、正にプロのやり方です。

 

世の中には脱税指南の税理士が存在し、そういった人がタックスヘイブンを噛ませたスキームを作り出しています。
このような場合は、非常にお金の流れがつかみにくいですし、複数の国での税制が絡んでくるために摘発が非常に難しいとされています。

 

しかし、最近ではタックスヘイブン国も先進国の圧力に負けて、明らかな脱税の容疑がある場合は情報を公開することもあるそうです。そうなると、どんなに複雑なスキームで脱税を計画しても、100%脱税出来る保証はありません。

 

本気で日本に税金を納めたくないのであれば、シンガポールや香港のようなタックスヘイブン国の国籍を取得するしかないのです。

 

一説によると、税務署員は海外にも駐在しており、情報を探っているようです。
どんなに頑張っても脱税が見つかるときはあるのです。

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